トップ > お知らせ
PETベーシックコース頭部MRI・胸部CTオプションキャンペーンのご案内
朝日放送『おはよう朝日です』のクローズアップのコーナーに、御池クリニックが紹介されました!
超高磁場"3T"MRI装置『MAGNETOM Skyra』導入
超高磁場"3T"MRI装置『MAGNETOM Skyra』導入
御池クリニックでは2011年4月25日より 世界最先端の磁場強度3Tの超高磁場MRI装置であるMAGNETOM Skyra (ドイツ・シーメンス社製)を稼動いたします。
本装置は現在、日本で4台設置されていますが、京都府の画像診断・健診機関としては初の導入となります。
現在、国内において主に検査で使用されているMRI装置はほとんどが1.5Tか、それ以下の磁場強度であり、検査時に入る開口部も 60cmと狭いものでしたが、本装置は3Tの磁場強度でありながら、開口部はCT装置と同様の70cmと広く、従来の3T装置よりもワンランク上の多くの検査情報と患者さんに優しい検査環境がもたらされます。
装置の主な特徴は次のとおりです。
- 3Tの磁場強度により、高精細な画像描出(1.5Tの2倍の強度)が出来ます。
- 従来よりも2~3倍の多チャンネルコイルの搭載により細かく速く撮影が出来ます。
- 70cmの開口径により被検者への圧迫感と騒音が少ない撮影環境(従来は60cm)が期待できます。
- 軽量型コイル搭載のため、検査中の被検者の負担が軽減されます。
- 複数部位のセットを同時に出来るため、他部位の検査も迅速に行えます。
- 動体補正撮影機能が各種搭載され、静止が困難な患者様の検査適応が広がります。
これにより、臨床においては次のような利点があります。
●頭部領域:20chコイルでは頭部から頚部までの広範囲を高画質で、32chコイルさらにでは高分解能な画質が得られます(MRI、MRA)。
●整形領域:全脊椎撮影や四肢において、高分解能コイルにて高画質での撮影が出来ます。
●腹部領域:呼吸停止が困難な方もデジタル呼吸同期機能によりブレのない画像が得られます。特にMRCPは従来より画質が向上します。
●乳腺領域:16ch高分解能コイルとの併用により画質が向上します。
●体動補正:体動補正撮影がどの部位でも行なえ、特に頭部と整形、腹部領域においては静止が困難な方に有効です。