検査のご紹介
身体計測
腹囲
生活習慣病の原因となる内臓脂肪を簡易的に測定するのが腹囲です。メタボリック症候群の診断基準のひとつです。男性は85cm以上、女性は90cm以上で内臓脂肪面積100㎠以上に相当します。
内臓脂肪測定
内臓脂肪CT
CT検査で内臓脂肪断面積を測定します。内臓脂肪を視覚的に確認していただけるように画像を添付いたします。
体組成計InBody
微弱な電流を流して、体を構成する成分の分析をします。計測器の上にはだしで立っていただくだけです。体脂肪率や内臓脂肪断面積などを算出します。
身体状況
眼底検査
光を当てて眼底の写真撮影をします。少しまぶしいです。高血圧・動脈硬化の影響や、失明の原因として重要な緑内障・黄斑変性症・糖尿病網膜症の発見にも有用です。
眼圧検査
眼球に空気を当てて眼球の内圧を調べます。空気が出てきて少しびっくりします。緑内障の発見に有用です。
肺機能検査
息をいっぱいに吸い込んだあとに、力いっぱい吐きだします。肺活量の検査です。
聴力検査
無音室でヘッドホンをつけた状態で、ピピピやピーという音が聞こえます。聞こえたらボタンで合図してください。低音から高音まで、聴力の異常がないか調べます。
骨粗しょう症検査(骨密度測定)
超音波を使用してかかとの骨量を調べます。骨粗しょう症検査の発見に有用です。痛みや苦痛はありません。
平衡機能検査
60秒間直立した姿勢を保っている間の重心の変化をとらえ、めまい・平衡機能の検査をします。平衡障害の発見に有用です。
血圧脈波検査
腕と足の血圧を同時に測定して動脈の狭窄や詰まり具合を見ます。動脈硬化の進行度測定に有用です。
腹部超音波検査
お腹にゼリーを塗って、超音波を使用して腹部臓器を観察します。痛みはありませんが、少しくすぐったいかもしれません。胆のう・胆管・肝臓・膵臓・腎臓などの病気を発見します。
上部消化管X線検査(胃透視)
バリウムを飲んでいただき、食道・胃・十二指腸の病気を発見します。バリウムには味つきも用意しております。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
内視鏡を用いて食道・胃・十二指腸を観察します。必要に応じて胃粘膜の一部を採取し、病理検査をすることがあります。
安静時心電図検査
手足と胸に電極をつけて心臓の電気信号を計測します。安静時の心臓の状態を調べます。
負荷心電図(トレッドミル)
心電図を計測したままベルトコンベアの上を歩いていただきます。心臓に負担をかけた時の心臓の状態を調べます。狭心症や心臓病の発見に有用です。
尿検査
尿潜血・尿蛋白・尿糖など、尿中の成分を調べ、腎臓や尿路などの異常を調べます。ご自宅で尿を採取していただき、当日お持ちいただきます。
便潜血検査
便中に血液が含まれているか調べます。ご自宅で便を採取していただきます。大腸癌やポリープなどのスクリーニングとして用いられます。
便虫卵検査
便中に寄生虫の虫卵がないか調べます。ご自宅で便を採取していただきます。
喀痰細胞診
痰の中の細胞を顕微鏡で詳細に観察します。痰を採取していただくだけです。肺がんの発見に有用です。
子宮細胞診
子宮頸部の細胞を綿棒でこすり採り、顕微鏡で詳細に観察します。子宮頸がんのスクリーニングとして用いられます。
乳房X線検査(マンモグラフィ)
乳房を挟んでレントゲン撮影を行ないます。ちょっぴり痛いかもしれませんが、女性技師がおこないますので、安心してください。乳がん検診ガイドラインでは、40歳以上の女性には2年に1度のマンモグラフィ受診を勧めています。
その他
検査結果は施設によって多少の違いがあります。検査方法や基準値が微妙に異なることもあります。当診療所では人間ドック学会のガイドラインに従った検査方法、基準値を採用しております。
基準値は必ずしもすべてのかたに当てはまるものではありません。検査結果にもある程度の個性があり、基準値に当てはまるかどうかよりも、ご自身の中で前年の結果との比較が大切なこともあります。詳しくはドック成績表の総合所見や成績表参照ページをご覧下さい。