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MRI
MRI 検査とは?
MRIとは、「Magnetic Resonance Imaging」の略で磁気共鳴画像と呼ばれています。
MRI検査は、強い磁場を有するトンネルの中に身体を入れて、磁石の力と電波を使って身体の内部の様子を画像化する検査です。いろいろな角度から体の断面を画像化することができ、脳や脊髄,内臓,筋肉、関節,血管などの詳細な情報が得られます。また、X線を使用しませんので放射線被曝はありませんが、検査中大きな音がします。
検査の所要時間は、造影剤を使用しない場合、通常約20分~30分程度です。造影剤を使用する場合は、その2倍程度の時間が必要です。
検査を受けるにあたっての注意事項
下記に該当する方は検査ができません。
- 心臓にペースメーカーを使用している方
- 脳動脈にクリップのある方(クリップの種類によっては検査可能)
- 体内に金属物が入っている方(金属の種類・部位によっては検査可能)
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方(原則)
◆下記に該当する方は、前もってご相談ください。
1.閉所恐怖症の方、またはその傾向のある方
トンネル状の狭い場所に入って静止しての検査ですので、閉所恐怖症の傾向がある方は不安が強くなることがあります。できるだけリラックスして検査をお受け下さい。どうしても、我慢できない場合など、場合によっては検査ができないことや、途中で検査を中止させていただくこともあります。
2.妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
原則として、妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は、検査を行っておりません。妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は事前にお知らせ下さい。
3.小児
検査中に静止できないと検査ができません。静止できない場合は、検査を中止させていただくことがあります。事前に、睡眠剤の準備を主治医にお願いすることがあります。
4.アレルギーのある方、喘息の方、以前に造影剤で副作用の出た方
場合によっては、造影剤を使用した検査はできない場合があります。
検査前の食事について
検査前の食事などに関しては、主治医または当診療所の指示に従ってください。腹部の検査や、造影剤の使用を予定されている場合、検査前の食事を控えていただきます。
造影剤の使用について
目的の部位をよりわかりやすくするためや、異常部位の性状の判定のために造影剤を使用することがあります。副作用の頻度は少ないですがゼロではありませんので、アレルギーのある方、喘息の方、以前に造影剤で副作用が出た方などは、前もって担当者にお知らせください。 造影剤の使用により、帰宅後または後日に副作用が出た場合は、主治医または当クリニック(TEL 075-823-3000)にご相談下さい。
検査前の準備
以下のものは、故障したり検査に影響したりすることがあるため、検査室内に持ち込むことができません。検査前に必ず取り外しておいてください。
- 金属類・・・時計、メガネ、鍵、指輪、アクセサリー類、ヘアピンなど
- カード類・・・キャッシュカード、ICカードなど
- その他・・・入れ歯、磁気治療貼布剤、ベルト、
- 携帯電話、コンタクトレンズ(無色、カラー共)など