丈夫で長生きできる方と、あっけなく病気で世を去る方がおられます。この差はごくわずかな違いにあるように思えます。わずかな違いを引き起こす理由のひとつに病気の早期発見があるようです。大学の若い学生には人生を楽しむ努力をするように話しています。受診される皆様も私も、楽しい人生を送れるように、仕事に努力したいと思います。
大学では肥満の基礎研究に打ち込み、その後は糖尿病を中心とした生活習慣病の診療に従事してきました。人間ドックではがんの早期発見に努めることはもちろんですが、比較的若い方では生活習慣病の予防、中高年の方では老化の予防に重点を置いた生活指導を目指しています。
脳神経外科医として京大病院、神鋼病院、滋賀県立成人病センター等で、脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、脊椎・脊髄疾患などの幅広い患者さんの治療に携わり、その後京都桂病院で予防的リハビリテーションを実践するリハビリテーション科医として働き、平成24年4月当クリニックに着任しました。今後さらなる予防医学の研鑽を積み、受診者の方がご自分らしく生きて行かれることを全力でサポートいたしたいと思っております。
御池クリニックに着任して2013年4月で満10年となり、年1回の健診とはいえ、馴染みのお顔が増えてまいりました。1年経つのはあっという間ですが、毎年欠かさずお受けいただくことで、それぞれの方の気質や生活習慣、加齢に伴う変化を考慮した、よりきめ細やかな健診が可能になると感じています。"かかりつけの健診医"として、年1回、心も身体も点検しリフレッシュできる場として、有意義にお過ごしいただけるようお待ちしています。
日本での内科研修を経て、アメリカで12年間内科の研鑽を積んで参りました。現在は、プライマリケアの分野とともに女性の方にも安心して毎日を送っていただけるよう乳がん検診や子宮頸がん検診に特に力を入れております。また、最新の医学知識をよりよく皆様の健康にお役立ていただけるよう分かりやすい説明を心がけています。「来てよかった」と思っていただける人間ドックを目指します。
京都府立医科大学を卒業後、呼吸器外科医として京都大学医学部附属病院およびその関連施設で、肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸部外傷、肺炎症性疾患、肺気腫、肺移植対象疾患などにかかわり、手術、呼吸管理、化学療法、緩和医療などの治療を行って参りました。健診を通して皆さまの健康管理や、疾患の早期発見に少しでもお役に立てるように、これからも継続的に努力を積み重ねて参りたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。
母校でリウマチ膠原病診療に携わりながら、女性ホルモンと膠原病との関連についての研究を行ってまいりました。大 学院修了後は総合内科診療に従事し、様々な訴えの方を診察したなかで、受診が遅れたために治療が困難となった方を多く経験し、病気の早期発見、早期治療の重要性を痛感しました。自らの健康に留意して人間ドックへ来られる方のお手伝いができるよう、努力を続けてまいります。