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2026.1.13
このたび1月12日午前11:30頃と1月13日午前3:00頃に生じました事象に関しまして、ご説明ならびにお詫び申し上げます。
現在、当施設ではMRI装置の修理作業を実施しております。その作業中に、液体ヘリウムが急激に気化し、異音と白煙が生じました。近隣の皆様、消防署をはじめ多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。
異音と白煙の原因は、「クエンチ」に伴うものです。MRI装置の修理等で、MRI装置内の液体ヘリウムが急激に気化することがあり、そうした場合、気化したヘリウムの圧力を下げる必要があるため、外部のクエンチパイプを通じて、その気体が外部に排出されます。液化ヘリウムが気化しますと大きな音が生じ、低温のヘリウムガスが建物外へ放出されますと、外部の水蒸気と混ざり合い、白煙を生じます。
今回のクエンチに伴う事象は、爆発や火災が生じたわけではございません。また、放出されましたヘリウムガスは、浮かぶ風船やパーティー用の声が変わるガスとして利用されているもので、非可燃性であり人体に影響はありません。
現時点、当該MRI装置の修理作業を停止しておりますが、本夕18時頃に再開いたします。担当業者が慎重に作業を行います。万が一、クエンチ現象が生じた場合(21時頃まで)も、何卒ご理解のほどをお願いいたします。
<MRI装置とは>
医療(画像診断)に利用されるMRI装置(核磁気共鳴装置)は、強力な磁場を利用して、主に患者体内の水素原子の分布をデータとして収集し画像を構築するものです。
ここで、強力な磁場を発生させる為に超電導のマグネットを用いますが、マグネットの超電導状態を得る為に、液体ヘリウムが冷媒として充填されています。
<クエンチとは>
本作業におきまして、マグネット内のコイルに電流を流し、磁場の立ち上げを行います。 まれに、磁場が不安定になり、低温ヘリウムガスが放出されることがあります。
その場合、建物外部の排気口周辺の水蒸気が凍り、結果として大量の白煙が継続的に発生します。ヘリウムガスが放出された直後は大量の白煙が発生し、その後、減少しながら30分ほどで白煙の発生は止まります。
2026年1月13日
御池クリニック
所長 岸 陽