医療機関の方へ
よくあるご質問
医療機関の方からからよくあるお問い合わせ
- 検査画像をフィルムとCD-Rの両方でほしいのですが、どうすれば良いでしょうか?
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ご準備できますので、依頼書の『画像返却方法』の欄にチェックをお願いします。
- クレアチニン値が不明の場合、造影検査はできないのでしょうか?
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検査日までに測定をお願いしています。クレアチニン値が不明の場合、造影検査が出来かねますのでご了承ください。
- 検査結果を郵送してもらうことはできますか?
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はい、できます。
検査の翌診療日に発送いたしますので、3日程度で届くと思います。ただし患者様宅ではなく、ご依頼先医療機関への送付となります。
- 御池クリニックではどのような検査ができるのですか?
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画像診断ではMRI、CT、PET、RI、マンモグラフィー、X線(レントゲン)検査です。
その他、超音波(エコー)検査(腹部・甲状腺・頚動脈・心臓)も行っています。
MRI検査について
- 体内に金属が入っている場合、MRI検査はできますか?
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被磁体性の物(MRI対応)であれば、検査は可能です。
ただし、3.0T MRI装置での検査をご希望の場合でも、検査部位に金属があれば1.5T MRI装置での検査となりますのでご了承ください。
- 安静にすることが難しい患者でも検査を受けることができますか?
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【幼児】
約30分の安静が必要なため、しっかりとした静止が可能かどうかをご確認の上、ご依頼をお願いします。お薬の処方が必要な場合は、当クリニックでは服薬指導や服薬管理が行えませんので主治医の同伴をお願いします。また、検査中静止ができず途中で検査を中止せざるを得ないこともありますのでご了承ください。
【高齢者】
安静が難しい場合は、事前にご連絡をお願いします。また、高齢の方で複数部位を1度に依頼されるケースがございますが、検査時間が長時間になるために検査を最後まで行えない事がよくあります。原則1部位ずつに、検査日を分けていただくようお願いしております。(1部位に約20分~30分必要です。2部位となると1時間程度要しますので、体動が多くなり途中で検査を中止せざるを得なくなります。)
また、認知症の方など検査中に静止が出来ない場合も、途中で検査を中止せざるを得なくなりますのでご了承ください。
- 仰向けになれない患者でも、検査を受けることができますか?
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背臥位での撮影を、動きが出にくいため基本的に推奨いたしますが、側臥位でしか静止できない方は、側臥位でも実施可能な場合もございますので、予約時にご相談ください。ただし、側臥位では約30分の静止が必要となります。
- 3.0T MRI装置での検査についての禁忌はありますか?
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禁忌については、1.5T MRI装置と基本的に変わりありません。
ただし、冠動脈ステント・MRI適応脳動脈クリップ・体幹部に金属のある方は、安全性を考慮して1.5T MRI装置での撮影を行っています。また、撮影部位の近くに金属がある場合は、金属の影響が大きく出る3.0T MRI装置を使用せず、1.5T MRI装置を使用する事がございます。
- 下肢MRA検査に関して、単純MRA検査と造影MRA検査の違いを教えてください。
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単純下肢MRA検査
単純下肢MRA検査は、心電波形を捉えて拡張期、収縮期の画像を演算することで動脈のみを残すという手法を用いますので、不整脈の方は検査ができない事があります。
3部位に分けて撮影を行いますので計6回の撮影となり、検査時間が1時間近く必要です。また、この間の静止が必要となります。
静止が可能な方であれば、造影剤を使用せずに足関節位までの動脈や側副血行路の描出も可能です。高齢者、腎機能が悪いなどで造影剤の使用を慎重にならざるを得ない方に最適な検査と言えます。
造影MRA検査
造影MRA検査は20分程度で検査が完了し、心拍数などに依存せず確実に動脈の描出が可能な検査です。造影剤禁忌が無い方に、確実で短時間の検査を実施できます。
血管の描出能に関して造影MRA検査の方がやや勝っていますが、単純MRA検査でもASOの診断能は同等かと思われます。患者様の状態に合わせて、検査手技の選択をしていただけたらと思います。もし、単純か造影かを迷われるようでしたら、まず単純MRA検査を実施してその結果次第で造影CTA検査という選択肢もあるかと思われます。
CT検査について
- 大腸CT(CTC)検査は何曜日に実施していますか?
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月曜・火曜・木曜・金曜に行っております。(H25年1月現在)
- 被曝はどれくらいですか?
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当クリニックのCT装置(Aquilion ONE)には被曝を低減するAIDRを搭載しています。一般的な装置より25%~50%程度の被曝低減が可能になっています。
胸部CT検査で約3mSvです。
- 大腸CT検査を受ける際に、事前に検査食の説明を受けに行く必要があるのでしょうか?
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大腸CT検査では、前日から検査食と計画された水分摂取、下剤の服用が必要です。この前日の前処置が、検査の成否の90%を占めているといっても過言ではありません。そのため、事前に当クリニックにお越しいただき十分にご理解頂けるまで(約30分)説明をさせていただいた上で、検査を受けていただく必要があります。
※ご高齢の方には可能な限りご家族の方も同席していただき前処置のご協力をお願いしております。
- 尿路を見ることは可能ですか?
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造影CT検査において、約8分以降に撮影を行うことによって、尿路の狭窄などを見ることができます。ご依頼の際に「CTウログラフィーも」とお申し付けください。
また、MRI検査では造影剤を使用しないMRウログラフィーもございます。
PET検査について
- 腫瘍マーカーが高値なのですが、PET検査は保険適用となりますか?
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腫瘍マーカーの数値のみで、疑い病名をつけていただいても保険適用とはなりません。
保険適用となるには、CT、MRI検査等の画像診断やその他の臨床所見などにより、臨床的に高い蓋然性をもって悪性腫瘍と診断される根拠を示していただく必要があります。
- 撮像範囲は?
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通常頚部から大腿までです。悪性黒色腫などで下肢を含めた全身が必要な場合は予約時にその旨お伝えください。
- 仰向けになれない場合でも、検査を受けることができますか?
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背臥位での撮影が動きが出にくいため、基本的には推奨いたしますが、側臥位でしか静止できない方は、側臥位でも実施可能です。ただし、側臥位で約10分の静止が必要です。
- 検査に必要な時間は、どのくらいですか?
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FDG投与後75分後に撮影を実施します。撮影時間は約10分となりますので、お越しいただいてからお帰りになるまでに約2時間程度かかります。
検査結果は原則郵送いたしますが、結果をお急ぎの場合はフィルム(CD-R)を患者様にお持ち帰りいただき(所要時間約40分)、所見は出来次第FAXさせていただきます。
- 被曝はどれくらいですか?
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約8mSv程度です。半分の約4mSvが放射性医薬品であるFDGの被曝で、残りの約4mSvがCTでの被曝量になります。
- 血糖値が高い場合、どれくらいまで検査が可能ですか?
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上限値は設定していませんが、高血糖の場合画質の低下や、目的の部位への集積が見えずらくなる場合がありますので、少なくとも検査前4時間の絶食が必要です。(理想的には血糖値100以下を推奨しています)
検査前のインスリンなどの使用は画質に影響いたしますので、血糖に関する投薬については主治医にご相談ください。
RI検査について
- どのような検査ができますか?
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【実施可能な検査】
骨・脳血流・甲状腺・心筋(タリウム・MIBG・BMIPP)・ガリウム・肺・唾液腺・副腎・腎・レノグラム・副甲状腺・メッケル憩室
- 脳の解析ソフト(3D-SSP)で解析は可能ですか?
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原則、3D-SSPとeZISでの解析を行っています。マニュアルなどが必要な場合はお申し付けください。